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課題の要約
世界最速に向けたルービックキューブ?整列システムの開発(H26)
大学校及び設置科
東北職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
機械設計、複合電子回路設計、ソフトウェア制作実習、オペレーティングシステム
課題に取り組む推奨段階
応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
企画・構想、CAD設計、加工工程の検討、自動化設計、センサ技術、モータ制御、情報通信技術、電子基板・回路設計、システムプログラミング技術、画像処理
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
近年、画像認識(ビジョンセンサ)と多関節ロボットの導入によって多品種少量生産の確立、サイクルタイムの短縮など期待が高くなり、生産現場ではロボットシステムの選定や改良技術が要望されています。
本課題ではルービックキューブ?(3×3)を正確に自動整列させる装置開発を行い、解法プログラムの解析や6面体の画像色認識処理、ロボットハンド機構の最適設計に取り組みます。
★技能・技術習得目標:
RT(ロボットテクノロジー)に代表される3つの技術要素(「センサ」、「知能・制御系」、「駆動系」)を高めます。また生産システムを制御・統括する能力(システムインテグレータ)や開発の進め方(企画・構想)を理解し、コミュニケーション、課題解決力を高めます。
成果
自動整列機を完成させ、300秒で整列できました(H25初年度)。最速化を目指して本年は基礎実験や試作検証を十分に行いました。現在、プログラム処理、ロボットハンド設計、電子回路設計が出来上がりより最速化が期待できます。
★アピールポイント:
ポリテクビジョンや学校説明会でシステムを展示したことによって、入試面接時に本システムを話題に上げる学生が増えました。また高校訪問(とくに普通科)や地域展示会への出展によって大学校の魅力が広く伝わることが期待できます。
図1 ルービックキューブ?
図2 色と文字の配列
図3 ルービックキューブ?把持状態
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