大学校及び設置科 沖縄職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 組込みシステム構築実習、通信プロトコル実装実習、インタフェース設計製作実習、CAD/CAM実習、安全衛生管理、標準課題、創造的開発技法
課題に取り組む推奨段階 応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

一連の製品開発工程及びその活用能力(応用力、創造的能力、問題解決能力、管理的能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、ドキュメント作成など)、組込みシステム開発技術、ネットワーク通信技術、電子回路設計技術

製作の目的と概要

 県内企業で開発されたLED導光板(発光窓)を使用して、複数枚の同時発光制御を可能にするシステムを開発します。
事務所のパソコンからネットワーク経由でビルの各階に設置したコントローラに文字や画像データを送信し、各階の窓に設置した発光窓の同時発光によりビル壁面に文字や静止画像を表示します。

★技能・技術習得目標:
本課題を通して、組込みシステムプログラミング、電子制御技術やネットワーク通信技術を融合したシステム開発技術を習得します。

成果

 組込みシステム開発技術、ネットワーク通信技術、電子回路設計技術等を活用し、パソコン上で描いた文字・画像をネットワーク経由でデータ送信し、発光窓実験用表示器(窓数40枚)に文字・画像を表示するシステムの仕組みを完成しました。

★アピールポイント:
 今回の開発において、改良点はあるものの点光源ではなく面光源としての発光窓を表示器として活用することに期待が持てることが分かりました。
カーテンウォール用電光表示システムの開発(H26)の画像1
図1 制御装置
カーテンウォール用電光表示システムの開発(H26)の画像2
図2 描画ソフト
カーテンウォール用電光表示システムの開発(H26)の画像3
図3 実験用表示器への表示