大学校及び設置科 北陸職業能力開発大学校 電気エネルギー制御科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 シーケンス制御、電子回路工学?、?
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

シーケンス制御、機械工作実習、CAD実習、制御プログラミング

製作の目的と概要

 ものづくりの流れとしての「コンセプト」「実験」「設計」「試作」「改良」「本作」をしっかりと押さえ、その手順をしっかり理解することを目的としました。
作る題材はタッチセンサを用いたアミューズメント機器としました。子どもでも簡単に遊べるアミューズメント機器として、8個のタッチセンサを鍵盤に見立てた触れるだけで好きな音楽を演奏することができる機器を完成させることとしました。
★技能・技術習得目標:
 「自動化設計」の考え方、「部品」の加工精度、「組立」の調節調整、「制御」のプログラミングについて、実体験するとともに、納期管理の重要性を認識します。

成果

 初期コンセプトをほぼ達成するアミューズメント機器を作成することができました。
ハードウェア、ソフトウェアを含めた総合的な技術力を身につけることができ、それを活かしたアミューズメント機器の設計、試作、テスト運転、改良と一連の流れを学ぶことができました。
★アピールポイント:
 作成したアミューズメント機器には以下のような特徴を持たせることができました。
? タッチセンサの配置やデザインなども考えた大きさで、卓上に設置できます。
? センサ部分はLEDを使ってフルカラーの点灯ができます。
? 操作はシンプルで子供でも簡単に操作できます。
タッチセンサを用いたアミューズメント機器の製作(H26)の画像1
図1 システムの概要
タッチセンサを用いたアミューズメント機器の製作(H26)の画像2
図2 システム全体図