大学校及び設置科 沖縄職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 ◆機械技術 ◆電気・電子技術 センシング回路技術、負荷制御・電力計データ転送回路技術 ◆情報技術 ネットワークシステム構築実習、画像計測システム構築実習、生産データベース構築実習、リアルタイムシステム構築実習、インタフェース設計製作実習
課題に取り組む推奨段階 ◆機械技術 ◆電気・電子技術 マイコン技術、プログラミング技術などを習得した段階 ◆情報技術 ネットワークシステム構築技術、Web・データベース・メールサーバー構築技術を習得した段階
課題によって養成する知識、技能・技術

◆機械技術 ◆電気・電子技術 電力総合監視制御、計測制御 ◆情報技術 制御プログラム、データベース、インターネットサーバ構築

製作の目的と概要

 電気は現代社会において欠くことができない大切なエネルギーであり、電気料金は企業の運営コストに大きな割合を占めています。本課題は企業や事業所の無駄な電力使用をなくしながら、電力料金を節約するために、デマンド制御を中心とした電力総合監視制御システムを構築します。

成果

 図1の示すように、システムの主な機能は現在使用電力値のグラフ表示、部署別に電力の使用状況の表示、警告メールの自動送信、優先順位により負荷の自動切断、Webページから負荷のON/OFF、目標電力量や警報値の変更、過去の電力値のデータベース化、制御負荷の数の拡張機能、人体検出による負荷の消し忘れの防止制御などがあり、企業内の電力使用状況を総合的管理を行うことができます。
企業内における電力総合監視制御システムの構築(H18)の画像1
図1 システムの概要