大学校及び設置科 九州職業能力開発大学校 電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 マイクロコンピュータ工学実習、電子回路設計製作実習、インタフェース製作実習、電子回路基礎実験、複合回路技術、情報通信工学実習、機械工作実習
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

マイクロコンピュータを用いたアクチュエータ制御技術、インタフェース回路の設計・製作、組込みソフトウェア構築技術、無線通信プログラミング技術、シリアル通信プログラミング技術

製作の目的と概要

 介護・福祉施設の現場では、必要な時に必要な場所だけを見守りすることのできるシステムが現場では求められています。本実習では、見守り作業支援システムの設計、デザイン、プログラムの実装によるプロトタイプの製作を行い、実証実験を目的としました。
★技能・技術習得目標:
 遠隔からの見守りカメラシステムの構築・製作は、その制御回路および制御ソフトウェアを考えることで、これまで学習してきた内容に対し、よりいっそうの技能・技術の習得ができると同時に、企画・開発力も合わせて身につけることを目標としました。

成果

 九州ブロックポリテックビジョン2015(2015年2月20?21日)において作品展示を行い、その中で電子情報系・展示部門で優秀賞を受賞することができました。
★アピールポイント:
 パソコンやスマートフォンなどでどこからでも家の様子を確認できる見守りカメラシステムを制作し、九州ブロックポリテックビジョンの作品展示において、子どもから大人まで大勢の人に手を触れていただき高評価を頂きました。
介護における遠隔からの見守りカメラシステムの構築(H26)の画像1
図1 メール送信までの流れ
介護における遠隔からの見守りカメラシステムの構築(H26)の画像2
図2 見守りカメラ制御部
介護における遠隔からの見守りカメラシステムの構築(H26)の画像3
図3 Webカメラ操作画面