大学校及び設置科 九州職業能力開発大学校 附属川内職業能力開発短期大学校 電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 アナログ回路実習、ディジタル回路実習、マイクロコンピュータ工学実習
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

電子回路技術、電子回路基板設計・製作技術、マイコンプログラミング技術、アプリ開発技術

製作の目的と概要

 共同研究「LED街路灯事業」で製作した制御回路の動作検証時に使用することを目的として、テーマを設定しました。学生の自己満足だけでなく、共同研究を行っている外部の方からの評価をいただくことも目的とします。
本課題は、制御回路の動作を連続的に計測するデータロガーの製作です。太陽電池、バッテリーの電圧及び温度を計測することができます。また、タブレット端末により設定及び計測データを確認することができます。
★技能・技術習得目標:
電子回路設計、電子回路基板設計及びマイコンプログラム技術を習得します。また、外部の方へのプレゼンテーションを行うことで、関連技術も習得します。

成果

 共同研究の成果である「LED街路灯」内部に設置可能なデータロガーを製作しました。太陽電池電圧、バッテリー電圧及び温度を測定することができました。測定時間間隔等の設定はタブレット端末からも操作できるように無線通信機能も搭載しています。
 電子回路設計技術及びマイコンのプログラム技術等、専門課程での実習で得た知識をさらに向上させることができたと考えます。
★アピールポイント:
 ポリテックビジョンin薩摩川内にて製作物を展示するとともに、成果発表の場で共同研究担当者をはじめ多くの来場者の方に説明をすることができました。
データロガーの製作(H27)の画像1
図1 製作したデータロガー
データロガーの製作(H27)の画像2
図2 街路灯内部への設置
データロガーの製作(H27)の画像3
図3 ポリテックビジョンでの説明