教材名 建築CADデータの共有化と活用
教材名2
教材ID 205
教材作成者名 鈴木 良哉
教材作成日 1998-07-25
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 居住系
業種名 建築設計サービス業
職務名 建築設計
職務構成名 コンピュータ支援複合設計
区分名 教材
職業名 建築技術者
 ■教材情報データシート


【記入者】

鈴木良哉 所属:高度ポリテクセンター


【教材のねらい】

近年、建築分野においても、CADを導入している設計事務所の数は増加してきている。

ドラフターを排し、毎日、ディスプレイを見ながら、キーボードやマウスを駆使して設計に勤しんでいる状況が多い。また、図面を描くだけでなく確認申請や様々な報告書の作成など、事務的な処理に関してもパソコンは必要とされており、今やパソコンが設計事務所にあるのは、当たり前のこととなっている。しかし、CAD利用の実状は、正確には把握しきれていないところが多い。

各設計事務所では、どこまでCAD化が進んでいて、どのように使用されていて、どのような情報を必要としているのか、設計事務所がCADをどのように活用しているのか等の現状を、あるプロジェクト事例を参考にデータの共有化と活用について習得することを目的としている。


【内容】

建築設計におけるCAD活用として、協調設計やSOHOが想定されます。CADデータの共有化を検討して、実務に即した有効活用を図れるように工夫した。
  1. CADデータ活用の実際 
  2. (1)CAD利用のメリット
    (2)建設省の動向
    (3)建設の分業化
  3. データの形式 
  4. (1)CADデータの保存形式
    (2)データ交換ファイルフォーマット
    (3)業界標準ファイルフォーマット
  5. デネットワークとCADデータの運用 
  6. (1)グループ管理でのデータエントリー
    (2)ユーザー同士を結ぶネットワーク
    (3)CADの運用
    (4)レイヤ管理方法
    (5)ファイル名称管理
    (6)工程管理方法
    (7)入力者レベルでの管理
  7. ネットワーク構築の概要 
  8. (1)企業におけるネットワークの現状
    (2)ネットワーク導入の目的・用途
    (3)ネットワーク"LAN"導入の効果
    (4)ネットワークシステムの構成
    (5)ネットワークの方向性
  9. イントラネットの構築 
  10. (1)ネットワークの基礎知識
    (2)インターネットへのアクセス方法
    (3)イントラネットについて
    (4)グループウェアについて
  11. ネットワークを活用した図面管理 
  12. (1)通信上のCADデータの扱い
    (2)通信を利用した作図作業の流れ
    (3)図面管理ソフトの利用
    (4)インターネット・イントラネットの利用


【作者名】

鈴木良哉 所属:高度ポリテクセンター


【教材作成年月日】

平成10年7月25日


【セミナー時間数】

18時間


【体系図での位置】

業種名:建築設計サービス業、総合建設業等
職 務:建築設計
職務構成名:コンピュータ支援複合設計


【レベル表示】

先端


【セミナー対象者】

建築設計者、建築技術者


【教材形態】

1.開発形態:指導員が開発
2.セミナーの実施形態:技能技術習得型
3.教材の種類:自作テキスト
4.補助教材:HomePage用図面表示JAVAアプレッ
5.教材開発ツール:Word,PageMaker,CAD,Browser,Viewer


【参考文献】

  1. 建築知識「パドマガ1997WINTER Vol-9」
  2. 建築知識 1997 10月

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