カリキュラムシート
分類番号 A101-002-A
| 訓練分野 | 機械系 |
|---|---|
| 訓練コース | 高品位接着プロセス構築のための金属材料接着 |
| 訓練対象者 | 製造工程の接着技術管理並びに設計、品質、生産、治具設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 金属材料接着の生産性の向上をめざして、金属材料接着プロセスの効率化、適正化、最適化（改善）、安全性向上に向けた金属材料の接着実習を通して、金属材料間の接合に必要とする接着強さの種類とその大小、接着可能な面積などに配慮した構造設計、接着剤の選択、表面処理、適切な接着作業（塗布・硬化など）、評価技術などを習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）コース概要 （２）専門的能力の確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．金属接着接合の利点と欠点 | （１）金属接着接合の利点 （２）金属接着接合の欠点 （３）欠点の解消法 |
1 | |
| ３．金属材料の接着理論と接着プロセス | （１）金属間の接着メカニズム、接着理論 （２）金属材料の表面物性と接着特性 （３）金属用接着剤とその特徴 （４）被着材（金属材料）表面処理の必要性 （５）金属材料の接着作業と工程管理 |
4.5 | |
| ４．金属材料の接着実習 | （１）金属材料の接着処理（前処理及び接着処理） （２）引張試験 （３）接着の評価法 （４）耐久性 |
3 | 3 |
| ５．金属材料の接着事例 | （１）航空機 （２）自動車 （３）電子・電気機器 （４）その他 |
1 | 1 |
| ６．接着剤と環境 | （１）環境関連法 （２）環境問題、衛生面における接着剤の重要な課題・問題 |
0.5 | 0.5 |
| ７．まとめ | （１）金属間接着品質の最適化に関する事例研究 （グループディスカッション） （２）検討結果発表及び講評 （３）質疑応答 （４）まとめ |
1.5 | 1.5 |
| 訓練時間合計 | 12 | 6 |
| 使用器具等 | 引張試験機、各種接着剤、電気炉（１５０℃程度） |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2022.08 |