カリキュラムシート
分類番号 A101-004-A
| 訓練分野 | 機械系 |
|---|---|
| 訓練コース | 金属材料の理論と実際 |
| 訓練対象者 | 機械設計、金属加工、品質管理・クレーム対応業務などに従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 機械材料（金属材料）選定の現場力強化及び技能継承をめざして、金属部品の品質トラブルの対応と予防など技能高度化に向けた材料検査実習等を通じて、材料特性に関する知識と材料評価（検査）に関する技能と技術を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）訓練の目的 （２）専門的能力の確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．合金理論 | （１）合金の定義 （２）合金の構成要素（固溶体と金属間化合物） （３）状態図 （４）状態図に基づく金属組織の解読法 |
1 | |
| ３．展伸材と鋳造材 | （１）金属素形材の製造法 （２）展伸材と鋳造材の金属学的相違点（組織、強度、成形性、等） |
1 | |
| ４．材料強化理論 | （１）合金化による固溶強化法 （２）冷間加工による強化法（加工硬化と再結晶） （３）熱処理による強化法 |
1 | |
| ５．材料欠陥種類と発生メカニズム | （１）非金属介在物の発生メカニズムと事例 （２）偏析の発生メカニズムと事例 （３）ピンホール発生メカニズムと事例 （４）ミクロクラック発生メカニズムと事例 |
1 | |
| ６．材料検査の原理と適用 | （１）組成検査法の原理と適用 （２）金属組織検査法の原理と適用 （３）機械強度検査法の原理と適用 （４）異材混入検査（火花試験）の原理と適用 |
1.5 | 0.5 |
| ７．材料検査実習 | （１）受講者の要望に応じた各種検査実習 （２）検査結果に基づく診断方法の実際 （３）応用実習（実ワークによる検査と診断） |
5 | 5 |
| ８．まとめ | （１）応用実習の成果発表 （２）発表内容に関する質疑応答 （３）まとめ |
1 | 1 |
| 訓練時間合計 | 12 | 6.5 |
| 使用器具等 | 金属顕微鏡、微小硬度計、熱処理装置、火花試験機 |
|---|---|
| 養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
| 改訂日 | 2020.09 |