カリキュラムシート
分類番号 A101-006-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | プラスチック材料の選定技術 |
訓練対象者 | 樹脂部品の設計や樹脂部品使用の製品設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械材料選定の生産性の向上をめざして、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた使用目的や使用環境を考慮し、また規制に則した材料選定技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コースの概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)受講者が有する専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.プラスチック材料の性質 | (1)プラスチックのライフサイクル (2)高分子構造 (3)粘弾性と実用性質 (4)温度による変化 (5)結晶性と非晶性 (6)ポリマーの製造 (7)プラスチックの性質に関係する構造 イ.分子量 ロ.分子量分布 ハ.高次構造 (8)熱硬化性と熱可塑性 イ.熱硬化性樹脂の構造 ロ.熱硬化性樹脂の分類と名称 ハ.熱可塑性樹脂の分類と名称 ニ.汎用プラスチックとエンジニアリングプラスチック |
1.5 | |
3.成形材料の種類と製造 | (1)コンパウンディング (2)成形材料の種類 (3)着色剤の種類とその特徴 (4)添加剤の種類とその効果 (5)ポリマーアロイによる性能改質に必要なこと (6)複合強化プラスチックにおける充填剤の種類とその効果 |
2 | |
4.プラスチック材料の構造、特性、用途 | (1)熱硬化性プラスチック (2)汎用プラスチック (3)熱可塑性エラストマー (4)生分解性プラスチック (5)汎用エンプラ (6)スーパーエンプラ (7)エンプラ化した汎用プラスチック |
2 | 2 |
5.プラスチックの選び方 | (1)要求性能の明確化と材料選定のポイント イ.材料 ロ.成形方法 ハ.法規・規格 ニ.製品コスト (2)プラスチックの試験方法と特性 (3)プラスチックの成形方法と特性 |
3 | 3 |
6.安全・環境 | (1)安全に関する規格・規制 (2)環境関連法規とリサイクル |
1 | |
7.選定実習 | (1)スペック合致樹脂選定課題 (2)材料試験選定課題 (3)解説 |
1 | 1 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | プラスチック材料物性データ、法令関連図書 |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |