カリキュラムシート
分類番号 A101-007-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | プラスチック材料の改質技術 |
訓練対象者 | プラスチックの新規使用材料及び材料の改質や材料開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プラスチック材料評価の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けた材料改質演習を通して、新規使用材料及び材料の改質や優れた改善案を導き出す能力の育成を検討する上で必要な添加剤の知識とその事例、アロイ・ブレンドの知識及び注意点と最新動向を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.プラスチックの添加剤による改質 | (1)プラスチックの欠点及び改良の必要性 (2)加工性改良 (3)耐久性、耐候性改良 (4)難燃性向上 (5)表面性向上 (6)帯電防止性向上 (7)物性・強度向上 (8)ポリ塩化ビニル樹脂改良 (9)軽量化 |
4.5 | |
3.プラスチックのブレンドによる改質 | (1)ポリマーブレンド理論 (2)相溶と非相溶(アロイとブレンド) (3)相互作用パラメータ (4)相図による具体例の説明 (5)非相溶ブレンドの相溶化理論 (6)非相溶ブレンドの相溶化方法 (7)相溶化剤による相溶化 (8)相溶化剤の種類及び市販品 (9)リアクティブプロセッシングによる相溶化 (10)代表的ポリマー対の相溶化例 (11)ナノ複合材 (12)最近の研究動向 |
4 | 3 |
4.総合実習 | (1)現材料性能向上課題 (2)対策時注意点の解析 (3)解説 |
1.5 | 1.5 |
5.まとめ | (1)プラスチック改質検討事例についてのグループディスカッション (2)発表並びに講評 (3)訓練コースのまとめ |
1.5 | 1.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6 |
使用器具等 | プラスチックサンプル、グループディスカッション用機材 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |