カリキュラムシート
分類番号 A101-009-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 金属材料の損傷対策 |
訓練対象者 | 設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 金属材料選定の現場力の強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けて疲労破壊の理論を理解し、破断面から破壊原因を推定する手法やその対策技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.金属材料と疲労 | (1)金属材料の種類と特性 (2)鋼の熱処理と金属組織 (3)金属組織と疲労強度 |
1 | |
3.機械部品の損傷 | (1)損傷・破壊の分類 (2)破壊の原因及び種類と負荷応力形態 (3)事故品の調査方法 |
1 | |
4.破断面の見方 | (1)マクロ的な破面観察 イ.マクロ的な破面観察の重要性 ロ.負荷応力の相違による破面形態の違い ハ.繰り返し荷重による破断面の見方 (2)ミクロ的な破面観察 イ.ミクロ的な破面形態 ロ.粒内破壊 ハ.粒界破壊 (3)フラクトグラフィ手法 |
3.5 | 3.5 |
5.疲労破壊の事例と対策 | (1)シャフトの疲労破壊事例 (2)締結用ボルトの疲労破壊事例 (3)金型の疲労破壊事例 (4)破壊防止対策と長寿命化技術 |
3 | |
6.損傷観察実習 | (1)損傷部品の観察と対策立案実習 |
2.5 | 2.5 |
7.まとめ | (1)確認・評価 (2)質疑応用 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6.5 |
使用器具等 | 金属顕微鏡、ルーペ |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |