カリキュラムシート
分類番号 A201-003-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 製品開発の実務 |
訓練対象者 | 製品の開発・設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 製品企画/開発/デザインの新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた事例分析や課題実習を通して、製品開発・設計の進め方を理解し、複製防止対策や標準化などを実践する技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの概要 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.製品開発の差別化とコア技術 | (1)企業の規模と製品開発における差別化 (2)コア技術の育成と防衛 (3)コア技術を活かした事例 (4)受講者企業を課題とした実習 イ.受講者企業におけるコア技術抽出 ロ.コア技術を活かした製品設計案の作成 ハ.開発設計案の評価 |
1.5 | 1 |
3.開発設計における課題解決 | (1)開発設計における課題解決方法 イ.現状の観察と問題特定 ロ.問題分析 ハ.問題解除 (2)課題解決のためのコミュニケーション技術 (3)開発設計における課題解決実習 イ.受講者が抱える技術的問題の提起 ロ.問題の原因特定 ハ.解決すべき真の課題の特定 ニ.解決策作成 ホ.解決策評価 |
1.5 | 1 |
4.製品開発のポイント | (1)成功する製品開発と失敗する製品開発 (2)市場調査と顧客ニーズ (3)開発成果の見極め方 |
1 | |
5.顧客や市場と開発設計 | (1)顧客ニーズの把握方法 (2)顧客ニーズを活かした開発設計実習 イ.受講者企業における顧客ニーズ測定方法の分析 ロ.顧客ニーズに対する開発設計でのアクションと成果の分析 ハ.顧客ニーズからの製品設計案作成 ニ.設計案評価 |
1.5 | 1 |
6.開発設計と技術の複製防止 | (1)技術の複製防止対策 イ.機密漏洩への対策とシステムの構築 ロ.機密保持契約と特許戦略 (2)開発設計における技術の複製防止対策実習 イ.受講者企業における競合企業に対する取り組みの分析 ロ.失敗事例の分析(特許、外注等) ハ.技術の複製防止を考慮した開発設計プロセスの作成 ニ.開発設計プロセスの評価 (3)特許による複製防止対策 |
1.5 | 1 |
7.設計クレームと対策 | (1)設計における初期クレーム対策 (2)設計クレームの分析と設計改善策 (3)クレーム防止のための教育・訓練 (4)設計クレーム対策実習 イ.受講者企業におけるクレーム対策の分析 ロ.未解決の課題分析 ハ.課題解決策の作成 ニ.課題解決策の評価 |
1.5 | 0.5 |
8.開発設計と技術者 | (1)目指すべき技術者像 (2)技術者と会社(経営者)の関係 (3)受講者の目標とアクションプログラム作成 (4)アクションプログラムの評価 |
1 | |
9.開発設計における標準化 | (1)成熟製品と標準化のやり方 (2)標準化による効果(安定、効率化、コスト低減) (3)標準化実習 イ.受講者企業における標準化の課題特定 ロ.設計標準化案の作成 ハ.設計標準化案の評価 |
1 | 0.5 |
10.まとめ | (1)質疑応答、講評 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 6 |
使用器具等 | プロジェクタ、提示装置 |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2021.08 |