カリキュラムシート
分類番号 A201-004-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 機械設計のための実験計画法実践技術 |
訓練対象者 | 加工製品もしくは生産設備の設計・開発・生産管理・品質管理部門に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 製品企画/開発/デザインの新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた工場における品質改善問題を設定し、重回帰分析や実験計画法を用いることによる実際の設計上の考え方とその改善手法に関する技能・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.実験計画法の概要 | (1)機械設計者のための実験計画法概要 |
0.5 | |
3.要因配置法と分散分析例 | (1)一元配置実験 イ.塗料液粘度と高圧電線抵抗の関係例 (2)二元配置(繰り返しなし)実験 イ.温度・テープ材料と剥離強度の関係例 (3)二元配置(繰り返しあり)実験 イ.骨材種類・膨張材量と強度の関係例 (4)直交表による要因配置実験の解説と分析と推定 (5)分割配置実験 イ.セラミック部品の寸法精度を高める例 (6)三元配置実験 イ.パラメータA・B・Cとメッキの厚さの関係 |
6 | 6 |
4.多変量解析の主な手法と重回帰分析 | (1)多変量とは (2)主成分分析、判別関数分析、数量化理論 (3)重回帰分析と設計展開 |
2 | 1 |
5.ダミー変数による回帰分析 | (1)質的データの量的データへの変換 (2)ダミー変数による重回帰分析 |
2 | 1 |
6.直交配列表による実習 | (1)2水準の直交配列表とその使い方 (2)イエーツの計算法 (3)因数の絞込み (4)直交配列までの架空工場実験 |
1 | 1 |
7.ものづくりを意識した実験計画法実習 | (1)実験計画法総合演習 セラミック部品の縮小量が最小になるための条件選定(仮想実験) (部品寸法と注入速度・添加物量・材料粒度・焼成温度・水分量の関係) (2)回帰曲線・等高線図からのパラメータ最適値検索 |
5 | 5 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 15 |
使用器具等 | パソコン、表計算ソフト |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2021.08 |