カリキュラムシート
分類番号 A202-005-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 高速化を目指したカム機構設計 |
訓練対象者 | 機械装置の設計・開発、及び自動化システム構築に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械設計/機械製図の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた機械設備を高速安定に動作させるために必要なカムのパラメータや、振動やトルク変動への対応を学習し、実習においてカム設計シミュレーションツールを作成しながら高速安定なカム機構設計を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.カム機構の概要 | (1)カム機構の特徴 (2)カム機構の種類 (3)専門的能力の確認 |
2 | |
3.カム機構の設計 | (1)動作線図の設計 イ.パラメータの設定 ロ.オーバラップの採用 (2)カム曲線の概要 イ.種類・特徴 ロ.カスタムメード曲線の作成 (3)カム機構の設計 イ.設計制約条件 ロ.機構モジュール ハ.留意点 |
3 | 2 |
4.カム機構の高速化対策 | (1)常套手段 (2)残留振動を考慮したカム曲線の選択 (3)トルク補償カム機構の採用 |
2 | 1 |
5.設計実習及びシミュレーション | (1)表計算ソフトを利用したカム機構設計実習 イ.動作特性値の評価 ロ.カム曲線の設計 ハ.ピッチ円、カム輪郭 ニ.圧力角分布 (2)設計したカムの評価・シミュレーション |
4 | 3 |
6.まとめ | (1)全体の講評 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6.5 |
使用器具等 | メカニズムモデル、表計算ソフト |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |