カリキュラムシート
分類番号 A202-006-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | カム・リンク機構設計技術 |
訓練対象者 | 機構設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械設計/機械製図の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた求められる機能や性能を発揮する機構や構造を工学的に検証しながらカム・リンク機構を設計する技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.カム・リンク機構概要 | (1)構成要件 (2)機構学的要件 (3)カム曲線の種類と特徴 (4)変位、速度、加速度 (5)専門的能力の確認 |
3 | |
3.カム・リンク機構の構成要素 | (1)カム機構の構成要素 イ.作動端 ロ.中間リンク ハ.カム本体 (2)カムの種類と特徴 (3)リンクの種類と特徴 |
3 | |
4.カム・リンク機講の設計 | (1)設計の手順 イ.機構形式の選択 ロ.出力運動の決定 ハ.機構諸元の決定 ニ.幾何特性の確認 ホ.設計仕様限界の確認 ヘ.強度、耐久性、剛性の確認 (2)設計のポイント (3)機構高速化への対処策 (4)設計事例分析 (5)課題実習 イ.カム曲線変更による高速度化 ロ.送りざお方式の直進移送機構 (6)図面の正しい書き方 |
10 | 8 |
5.カム機構における複合機構化 | (1)複合機構化の必要性 (2)複合機構化事例 イ.共役カム(例、電子部品製造装置) ロ.平面溝カムと円筒溝カム(例、NC工作機械用ATC装置) |
1 | 0.5 |
6.まとめ | (1)質疑応答 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 9 |
使用器具等 | プロジェクタ、提示装置 |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |