カリキュラムシート
分類番号 A202-009-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 機械設計における表面処理法選定技術 |
訓練対象者 | 機械の設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械設計/機械製図の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた表面処理の種類と特徴を理解し、課題実習を通して材料に求められる用途や機能に適した表面処理方法を選定する技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.表面処理の概要 | (1)表面処理の概要 (2)表面処理の考え方 (3)表面処理の分類 (4)表面処理の目的と効果 (5)水溶液による表面処理(めっきなど) |
1.5 | |
3.設計機能と表面処理法 | (1)表面処理法選定実習 イ.歯車 ロ.ピストンのハウジング ハ.回転型シール |
2 | 2 |
4.表面改質事例 | (1)ショットピーニングによる熱処理 (2)IH対応炊飯器用土鍋 |
1 | 0.5 |
5.表面処理法 | (1)蒸着 (2)熱処理 (3)溶射 |
2.5 | |
6.金属表面処理法選定実習 | (1)各自が抱える課題による実習(例:クランクシャフト、金型) イ.改善すべき問題の把握 ロ.表面処理法による改善の検討 ハ.表面処理法がもたらすメリット・デメリットの考察 (2)最適設計における表面処理の指示方法 (3)発表および質疑応答 (4)講評 |
3 | 3 |
7.トライボロジー | (1)摩擦・摩耗・潤滑のメカニズム |
1 | |
8.まとめ | (1)質疑応答 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6 |
使用器具等 | プロジェクタ、提示装置 |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |