カリキュラムシート
分類番号 A202-011-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 3次元CADを活用した意匠モデリング技術 |
訓練対象者 | 製品設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械設計/機械製図の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた3次元CADにおける意匠面作成実習を通して、製品の自由曲面形状表現方法を理解し、後工程も含めた3次元CADによる自由曲面作成技術とその評価方法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.意匠設計と3次元CAD | (1)意匠設計の3次元化の動向と効果 (2)3次元CADを使う利点 (3)意匠設計と製品設計の連携 |
1 | |
3.CADデータの形状表現 | (1)3次元CADの形状表現とPDQ (2)モデル品質および精度 イ.自由曲線、曲面の表現 ロ.トレランス ハ.アプリケーションによる形状表現の違い |
2 | |
4.データ交換 | (1)中間ファイル形式(IGES、STEP) (2)データ交換におけるトラブル (3)モデリングにおける注意点 |
2 | |
5.意匠面作成実習 | (1)意匠面に求められる設計要件 (2)意匠面品質と曲線、曲面の連続性 (3)曲線の作成と評価 イ.意匠面品質と曲線の関係 ロ.曲線作成と評価方法 ハ.数式を用いた曲線の作成 (4)曲面の作成と評価 イ.曲面作成と評価方法 ロ.数式を用いた曲面の作成 ハ.フィレットおよびぼかし面作成と評価 |
7 | 5 |
6.意匠設計実習 | (1)プラスチック製品(マウス筐体、リモコン筐体)等の意匠モデル作成 イ.意匠モデル作成の進め方 ロ.意匠面作成 ハ.パーティング面作成 ニ.抜き勾配面作成 ホ.フィレットおよびぼかし面作成 へ.意匠モデルの製品設計への適応 ト.意匠モデルから部品の作成 |
5 | 5 |
7.まとめ | (1)質疑応答 (2)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 10.5 |
使用器具等 | 3次元CADシステム |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |