カリキュラムシート
分類番号 A202-021-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 2次元CADによる機械設計技術 |
訓練対象者 | 製造業全般の製品企画、設計、生産業務などに従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械設計/機械製図の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた製品企画から具体的加工の指示を出すまでの設計業務の流れと作図(設計製図、工程図等)を通して、2次元CADを活用した効果的かつ効率的な設計方法及びデータ管理方法について習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.構想と基本設計 | (1)構想から図面への考え方 イ.ポンチ絵や構想図から、点コマンド使った外形や大きさの決め方 (2)複数部品配置(レイアウト)のテンプレート設定 イ.複数部品配置のための座標系と画層の使いわけ ロ.組立図作成等を考慮したCADデータの整理分類法 |
3 | 2 |
3.詳細設計・作図 | (1)設計製図効率を向上させるために事前に準備しておくべき事項 イ.データ管理機能(テンプレート、ブロック、外部参照など) (2)基本構想段階での2次元CAD活用演習 イ.作図・編集機能 ロ.基本構想演習 (3)詳細設計段階での2次元CAD活用法 イ.応用作図機能 ロ.詳細設計演習 (4)製図段階でのでの2次元CAD活用法 イ.寸法記入と公差の考え方 ロ.線種の使い分けと出力設定 ハ.製図(設計製図、工程図等)演習 |
6 | 5 |
4.実践課題 | (1)構想の具体化(構想からの具体的設計法) (2)詳細設計(製品機能を重視した詳細設計) (3)作図(対象製品に要求されるサイズ公差、幾何公差の選択と決定法) |
6 | 5 |
5.設計の効率化 | (1)社内ノウハウを蓄積するための図面の標準化 イ.ISO、JIS、業界、社内規格の関連と規格化の手法 ロ.市販品やカタログデータ等を活用したDBの構築と運用管理 ハ.既存図面からの技術情報の抽出と図面管理 ニ.加工、測定へのCADデータ活用とCADデータ作成時の注意点 |
2 | 1.5 |
6.まとめ | (1)課題の講評 (2)まとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 14 |
使用器具等 | 2次元CADシステム |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |