カリキュラムシート
分類番号 A202-028-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 幾何公差の解釈と活用演習 |
訓練対象者 | 製品の設計・開発、生産技術等の業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械設計/機械製図の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた機械設計における幾何公差の測定実習を通して、最新JIS規格に即した幾何公差の正しい解釈及び活用技術、測定技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.バラツキとは | (1)機械加工におけるバラツキ (2)測定の不確かさ |
0.5 | |
3.データム | (1)データムの考え方と図面指示の原則 (2)データムに対する幾何公差の指示 |
0.5 | |
4.幾何特性と幾何公差 | (1)設計意図と幾何公差 (2)幾何公差表示の原則 (3)公差領域の理解 (4)サイズ公差と幾何公差の関係 |
1 | |
5.幾何公差の解釈と活用方法 | (1)形状公差(真直度・真円度・平面度・輪郭度・円筒度) (2)姿勢公差(平行度・直角度・傾斜度) (3)姿勢公差としての線の輪郭度と面の輪郭度 (4)位置公差(同軸度・対称度、位置度) (5)位置公差としての線の輪郭度と面の輪郭度 (6)振れ公差(円周振れ・全振れ) |
5 | 3 |
6.機械加工と幾何公差 | (1)幾何公差域の理解と加工誤差 (2)加工方法による幾何偏差への影響 |
1 | 1 |
7.主要な幾何公差の検証実習 | (1)定盤基準による真直度・平面度・直角度の測定技術 (2)真円度の測定技術 (3)同軸度の測定技術 (4)直角度・位置度・円筒度の解釈と3次元測定機による測定法の問題点 (5)平行度の測定技術 |
3 | 3 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7.5 |
使用器具等 | 各種測定機器(3次元測定機、真円度測定機、定盤、直角定規等)、旋盤、フライス盤 |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |