カリキュラムシート
分類番号 A202-035-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 機械設計製図における最適化技術 |
訓練対象者 | 機械設計開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械設計/機械製図の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた設計実習を通して、求められる機能・性能を損なわず、機構、構造、形状を決定する技能・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.設計の意義 | (1)設計の必要性と設計の意義 (2)企画と設計の関係 (3)設計に対する心構えと基本的な視点 |
1.5 | |
3.設計で決める内容 | (1)公差、角、はめあい、表面粗さ、幾何公差や加工法、鑑定 法などに基づく寸法記入 イ.機能性評価を用いた部品公差の決定法 ロ.生産、加工方法による部品公差の決定法 (2)強度、価格、必要な機能と材質 イ.強度、剛性と材質および形状との考え方 ロ.機能性と価格および生産数の検討項目 (3)製作の可能性と工数を考えた加工法 イ.製品価値と製作可能性および製作工数の優先順位のきめ方 |
3 | |
4.設計に不可欠な知識 | (1)設計と力学、総合知識と工学知識 (2)設計と標準、規格、法規 (3)設計と情報 |
3 | |
5.設計計算 | (1)機械要素設計計算式の運用 イ.卓上ボール盤を例にした設計計算実習 (2)データの運用と標準化 イ.卓上ボール盤の仕様違いによる計算データの運用と標準化 |
3 | 1 |
6.設計変更と再計算 | (1)設計変更に伴う機構、構造、形状の見直し (2)要求される仕様に対する再設計計算 イ.ボール盤仕様(ストローク、モータ容量、主軸回転数)変更設計演習 |
3 | 3 |
7.改訂図の作図 | (1)再計算、再検討後の部品図の改訂 (2)部分改訂に伴う他部品、図面への影響 |
9 | 9 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 24 | 14 |
使用器具等 | テキスト、参考書籍、課題プリント、関数電卓、製図機、製図用具一式 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |