カリキュラムシート
分類番号 A202-040-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 構造強度設計の進め方 |
訓練対象者 | 機械設計・解析・生産技術業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 製品開発における試作/解析/評価の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた製品の軽量化および高強度化に関する構造設計実習を通して、理論的に裏付けされた構造強度設計に係る必要な検討箇所の推定及び力の流れなどを把握する技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.材料力学に基づく構造設計 | (1)破損事故例と構造物の応答 (2)構造設計の手順(力の流れと構造形状) (3)構造設計のための材料力学の要点 (4)強度設計の考え方(損傷と評価指標) (5)構造設計のポイント (6)演習問題(骨組み構造) (7)演習問題(薄板構造) |
7 | 4 |
3.モデル化による強度の検討 | (1)モデル化と強度設計 (2)モデル化実践 (3)演習問題(複雑な梁) (4)実験による検証 (5)演習問題(繋ぎのある構造物) |
3 | 2 |
4.構造破壊と注意点 | (1)破損現象(事故事例) (2)構造の応力集中と注意点(過大応力発生のメカニズム) |
1 | 0.5 |
5.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | 関数電卓、実験装置(引張・圧縮・曲げ・疲労試験機、ひずみゲージ、データロガー等) |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2022.08 |