カリキュラムシート
分類番号 A202-043-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | プレス部品設計 |
訓練対象者 | プレス加工部品設計、金型設計に従事する技能・技術者等であって、プレス加工部品の品質、生産性向上の指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プレス加工部品設計、プレス金型設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた各仕様を考慮した設計実習を通して、最適な設計技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
1 | |
2.プレス部品設計 | (1)金型製作を考慮に入れた成形品の設計・演習 イ.金型構造の理解、標準ダイセット構造、Q.D.C、金型構造など (2)プレス加工に配慮した部品の設計・演習 イ.コーナーのR付け、変形の影響、加工限界 (3)強度上のトラブルが起こらない部品の設計・演習 イ.絞りフランジ部の補強、平面部分への補強、曲げ部の補強 (4)寸法精度を向上させる部品の設計・演習 イ.スプリングバックの影響低減策 ロ.平坦度要求への対応 ハ.コイニング付加 ニ.流路形状を付与する部品加工、素材板厚の製品精度への影響等 (5)加工法に適合させるための製品形状の変更・演習 イ.曲げ成形のみで加工する製品への変更 ロ.成形加工に適合させるための製品アレンジなど (6)プレス部品設計の手順・演習 イ.意匠、設計、使用条件と目的、必要特性のリストアップ ロ.材料の選定、工法開発、二次加工、プレス加工方式、金型計画 ハ.製品パイロット方式、製品排出方式、ノックアウト箇所 ニ.板厚変化、コーナーR補強必要箇所など (7)塑性加工性検証実習 イ.せん断加工部の成形不良観察と成形限界検証実習 ロ.曲げ加工部の成形不良観察と成形限界検証実習 ハ.絞り加工部の成形限界検証実習(スクライブド・サークルとFLD 線図) |
12 | 8.5 |
3.プレス部品設計応用実習 | (1)プレス成形品の要求仕様のチェック実習(課題と解説) (2)成形品の設計、及び不具合予想箇所の設計変更(課題と解説) (3)部品設計検討結果発表、及び講評 |
4 | 3 |
4.まとめ | (1)質疑応答、総評 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 12.5 |
使用器具等 | プレス機械、金型、製図用具一式又はCAD |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |