カリキュラムシート
分類番号 A204-011-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 絞り加工の工程設計と型構造設計技術 |
訓練対象者 | プレスの工程設計、金型設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プレス加工/プレス金型の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた工程設計実習や金型構造設計実習を通して、絞り加工の工程設計、素材(ブランク)形状設計、金型構造設計を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.絞り加工工程設計 | (1)絞り成形形状の種類と特徴 (2)絞り成形型の設計に必要なブランク展開の計算法 (3)各種絞り形状とブランク展開図例 (4)絞り成形加工製品の初絞り加工から再絞り加工までの分割方案の立て方 (5)絞り加工レイアウトの設定とチェックポイント (6)絞り加工に必要な加工圧力の計算法 |
5 | 1 |
3.工程設計実習 | (1)ブランク展開、加工レイアウト実習及び解説 イ.円筒シェル、角筒シェル、卵形シェルのブランク寸法計算 ロ.円錐シェルのブランク寸法計算 ハ.回転体円筒絞りシェルのブランク寸法計算 ニ.円筒シェルの相対板厚からみた絞り難易性検討 ホ.円筒シェルの再絞り径計算 ヘ.各種金属板再絞りにおける絞り率の工程分配 ト.フランジ付き絞りシェルの加工レイアウト設計 チ.円錐段絞りシェルの加工レイアウト設計 リ.皿型シェルの加工レイアウト設計 ヌ.各種シェル形状のパンチ荷重計算 |
4 | 4 |
4.絞り金型の構造設計 | (1)絞り型の型構造の種類及び設計上の要点 (2)絞り型の主要部分の寸法 (3)各種中物、小物絞り製品の順送り型のストリップレイアウトの様式と工夫 (4)下型のダイ構造設計の要点 (5)絞り方向とその型構成上の要点 |
4 | |
5.金型構造設計実習 | (1)型構造設計実習及び解説 イ.再絞り金型 ロ.逆再絞り金型 ハ.しごき絞り金型 ニ.段形状・皿型形状絞り用金型 ホ.異形大物部品用絞り金型 |
4 | 4 |
6.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 9.5 |
使用器具等 | 教材用各種プレス金型 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |