カリキュラムシート
分類番号 A205-007-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 振動解析に必要な伝達マトリックス法 |
訓練対象者 | 設計・生産技術部門及び解析部門に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 製品開発における試作/解析/評価の生産性の向上をめざして、設計の効率化、適正化、最適化(改善)に向けた、機械製品の振動問題対策実習を通して、振動理論をもとに特徴的な現象、支配要因、対策法などについて、数学的なアプローチ技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.振動理論 | (1)動解析の基礎式 (2)振動現象の分類(自由振動、強制振動、自励振動、非線形振動) (3)振動源の分類(定常、非定常、ランダム、インパルス) (4)固有振動数と固有モード(1・2自由度系の非減衰自由振動) (5)強制振動(1自由度系) |
2 | |
3.線形代数 | (1)行列の加減乗除 (2)行列式 |
1 | 0.5 |
4.伝達マトリックス法 | (1)状態量ベクトル (2)伝達マトリックス (3)伝達マトリックスの結合 (4)境界条件の適用 (5)結合点の適用 |
3 | 2 |
5.数値計算処理 | (1)伝達マトリックスの掛け算 (2)振動数方程式の解法 |
2 | 2 |
6.演習問題 | (1)段付はりの振動解析 (2)中間支持はりの振動解析 |
3 | 2.5 |
7.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7.5 |
使用器具等 | 表計算ソフトウェア |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |