カリキュラムシート
分類番号 A205-022-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 流体機器設計における流体解析技術 |
訓練対象者 | 機械設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 試作/解析/評価の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けたCAEによる流体解析を行なう上で必要な流体力学、数値解析手法、解析システムの構成等を理解し、流体の解析技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.流体機器設計における流体解析の意義 | (1)流体解析とは (2)流体解析の適用分野(流体機器の種類) (3)流体解析の目的(解析結果の活用) (4)流体解析の利点と限界 |
1 | |
3.流体力学 | (1)流体の性質 (2)流れの分類 イ.層流・乱流 ロ.定常・非定常 ハ.非圧縮性・圧縮性 (3)連続の式とNavier-Stokesの方程式 |
1 | |
4.数値解析手法 | (1)数値解析手法の種類(差分法・有限体積法・有限要素法) (2)離散化処理と支配方程式 (3)補間関数 (4)数値解析による解析手順 |
2 | 1 |
5.解析実習 | (1)解析モデルの作成 (2)ソルバーの特徴を意識した解析および結果の表示 |
2 | 2 |
6.解析の活用 | (1)解析結果の評価 (2)設計への活用 |
1.5 | 1 |
7.総合実習 | (1)連結管(ミキシングエルボ)の解析例 イ.乱流モデル ロ.解析精度の考察(精度のメッシュ依存性、風上差分など) (2)薄刃オリフィスの解析例 イ.混相流モデル ロ.非定常解析への展開 |
9.5 | 9 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)講評・評価・まとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 13.5 |
使用器具等 | CAEシステム |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |