カリキュラムシート
分類番号 A205-024-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 樹脂流動解析 |
訓練対象者 | プラスチック射出成形品、射出成形用金型の設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プラスチック射出成形品、射出成形金型の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた、製品精度・強度向上、そりなどの不具合低減などの解析実習を通して、プラスチック成形における樹脂流動プログラムによる解析モデルの作成や解析結果の評価方法に関する技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.樹脂流動解析概要 | (1)樹脂流動解析の概要 (2)樹脂流動解析の進め方 (3)演習問題(樹脂流動解析の流れの把握) |
1 | 0.5 |
3.樹脂流動解析理論 | (1)樹脂流動解析の定式化と流体理論 (2)解析システムの処理 (3)樹脂の特性 |
2 | |
4.モデル化演習 | (1)CADデータ入力 (2)形状チェック成形条件の内容 (3)ゲート作成 (4)ランナー・スプルー作成 |
2 | 1.5 |
5.メッシュ作成演習 | (1)要素の種類と使用法、入力データの文法と意味 (2)肉厚分割の注意点、出力データの種類と見方 (3)メッシュ作成のポイント |
2 | 1.5 |
6.解析条件設定演習 | (1)射出特性データの作成 (2)解析ケース作成 (3)解析実行 |
2 | 1.5 |
7.解析結果の評価 | (1)欠陥(不良)発生箇所・種類の見分け方 イ.ウェルドライン不良 ロ.ショート不良 ハ.ヤケ不良 (2)欠陥発生原因の追及方法 (3)充填パターンと評価 (4)圧力分布図と評価 (5)そり変形と評価 |
2 | 1.5 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | 3次元CAD、樹脂流動解析システム |
---|---|
養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2021.08 |