カリキュラムシート
分類番号 A205-029-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | X線による結晶構造材料の分析技術 |
訓練対象者 | 製品の検査・分析業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 試作/解析/評価の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた結晶構造材料の定性・定量分析実習を通して、X線回折の原理を理解し、X線回折装置から試料が作成でき、材料分析と測定結果のJCPDSカードによる比較ができる技能を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.X線回折 | (1)X線による結晶構造の解折 (2)ブラックの条件 (3)試料の粒度と回折強度 |
2.5 | |
3.結晶構造 | (1)結晶格子 (2)格子間隔とX線回折 (3)ラウレの条件 |
2 | |
4.X線回折装置 | (1)管球と試験材料 (2)ゴニオメータ (3)材料によるX線の吸収とフィルタ (4)検出器と記録 |
2 | |
5.シリコンの定性分析実習 | (1)装置の取扱 (2)測定、ピークサーチ、手動検索、自動検索 (3)サーチ結果とJCPDSカード条件の比較 |
3 | 2.5 |
6.定性分析実習 | (1)セラミック材料の定性分析酸化アルミニウム、アルミナジルコニア等 の手動検索、自動検索とJCPDSカード条件の比較 |
4.5 | 4 |
7.定量分析実習 | (1)標準添加法、内部標準法と最小自乗法 (2)カオリナイトと酸化亜鉛の定量分析 |
3 | 2 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 9 |
使用器具等 | X線回折装置、X線テレビシステム、レコーダ |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |