カリキュラムシート
分類番号 A205-032-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 有限要素法理論理解のための材料力学から有限要素法への展開 |
訓練対象者 | 機械設計・解析業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 製品設計の現場力強化及び技能継承をめざして、CAEに関する技能高度化に向けて、軸の引張・圧縮、梁の曲げ、軸の捩りについて有限要素法による解析方法を理解し、自作プログラムを用いた実習と材力理論解とを比較検討することにより、その解析処理内容と結果評価方法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コースの概要及び留意事項 | (1)訓練の目的と全体の流れ (2)受講者の専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.材料力学 | (1)応力とひずみ (2)平衡方程式 (3)応力の座標変換 (4)主応力 (5)降伏方程式 |
3 | 2 |
3.軸の引張・圧縮 | (1)単軸での軸剛性マトリックスの誘導 (2)全体剛性マトリックスの計算実習 (3)要素軸力計算の計算実習 (4)軸応力の計算の計算実習 |
3 | 2 |
4.梁のたわみ | (1)梁要素の要素剛性マトリックスの誘導 (2)全体剛性マトリックスの計算実習 (3)節点変位の計算実習 (4)要素節点力の計算実習 (5)せん断力の影響 |
3 | 2 |
5.軸の捩り | (1)捩り関数 (2)捩り定数の一般形 (3)定型断面での捩り定数 (4)捩り要素の剛性マトリックスの計算実習 |
1 | 1 |
6.有限要素法のための数学 | (1)補間 (2)微分 (3)積分 (4)マトリックス代数 |
1 | 1 |
7.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コースのまとめ・確認 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8.5 |
使用器具等 | プログラム開発環境、有限要素法プログラム、表計算ソフト |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |