カリキュラムシート
分類番号 A205-033-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 有限要素法理論理解のための要素定式化及びマトリックスの処理法 |
訓練対象者 | 機械設計・解析業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 試作/解析/評価の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けたFEMによる構造解析の理論を理解するとともに、定歪三角形要素による静的弾性応力解析を手計算と自作プログラムを使用して比較し、その解析処理内容を把握することにより、解析結果の妥当性を判断出来る能力を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.有限要素法による材料力学 | (1)応力とひずみ (2)平衡方程式 (3)応力の座標変換と主応力 (4)降伏条件 |
1 | |
3.有限要素法の概要 | (1)有限要素法の歴史 (2)有限要素法の特徴 (3)他の数値解析法との比較 (4)厳密解と近似解 |
2.5 | |
4.有限要素法の定式化 | (1)仮想仕事の原理 (2)2次元有限要素の定式化 (3)定ひずみ3角形剛性マトリックスの計算実習 (4)全体剛性マトリックスの組立法の計算実習 (5)拘束条件と荷重条件 (6)剛性方程式の解法と要素応力の計算実習 (7)有限要素解析結果の読み方 |
7 | 6 |
5.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コースのまとめ・確認 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | 有限要素法プログラム、FORTRAN、表計算ソフト |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |