カリキュラムシート
分類番号 A205-039-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 実践熱力学活用技術 |
訓練対象者 | 内燃機関や熱処理サイクルにおける設計・開発、生産技術に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 熱エネルギーに関する製品開発の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた各種演習を通して、サイクル理論や熱効率などの熱的な諸法則や機械システムの性能改善に至る熱力学をベースとした活用技術について実践的な手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.熱力学概論 | (1)熱力学で扱う諸法則の意味(第一法則、第二法則) (2)サイクルの成立(仕事、エンタルピ、エントロピ) (3)気体の状態変化とエネルギーの授受(比熱比) (4)熱効率(因子、図示仕事) (5)熱回収 |
3 | 0.5 |
3.エネルギー変換の実際と活用 | (1)内燃機関のサイクル (2)演習問題1(性能試験における出力およびトルクの算出と特性評価) (3)演習問題2(図示平均有効圧を用いた燃焼特性の理解-誤差因子と対策) (4)演習問題3(実際のサイクルと熱効率改善に向けた考え方) (フリクションや熱損失の影響と低減) (5)廃熱利用技術(過給器、コージェネレーションの効果) |
6 | 5 |
4.諸問題の解決法 | (1)代替燃料の燃焼と効果(CNG、DME、GTL) (2)熱効率改善とトレードオフ |
2 | |
5.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6 |
使用器具等 | 関数電卓、表計算ソフト |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |