カリキュラムシート
分類番号 A205-046-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | ストレインゲージを用いた荷重計の設計製作 |
訓練対象者 | ストレンゲージの応用技術に関わる業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 試作/解析/評価において新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けたストレインゲージを用いた荷重計の製作実習を通して、設計から製作に至る一連の開発製造工程技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.設計 | (1)荷重と各種材料について (2)形状(ポール、リング、ダイアフラム、ブーム)の決定について (3)各種ゲージ(市販)構造、機能、各種接着技術等について (4)ゲージ(市販)選定とブリッジ回路等について (5)製造工程、品質管理、耐久性等について |
7 | 6 |
3.起歪体製作 | (1)工作機械を用いての形状加工 (2)表面仕上 (3)加工材料の残留応力除去(熱処理) (4)ゲージ取付け位置のけがき、バリとり |
15 | 15 |
4.ゲージ焼付け | (1)電気炉加圧焼付けについて (2)端子、リードワイヤー等の回路はんだ付け (3)外観検査、絶縁チェック、動作等の検査 (4)抵抗チェックと補正(Ni線、アドバンス線を用いて) (5)零点補償と加圧(荷重)試験 (6)一次コーティング |
4 | 4 |
5.各種補償 | (1)最終温度、絶縁試験 (2)最終入出力、抵抗チェック、加圧性能試験 (3)校正データの取得 (4)直進性とヒステリシスの検証 (5)二次コーティングと組立て (6)外観最終検査 |
2 | 2 |
6.考察 | (1)設計、製作のまとめ (2)製造工程等のまとめ |
1 | 1 |
7.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 30 | 28.5 |
使用器具等 | フライス、旋盤等工作機械、データロガー、プレス、電気炉、加圧器、保温器、顕微鏡、ゲージ工具キット、JIS規格技術ハンドブック、各種機器操作マニュアル、アセトン |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |