カリキュラムシート
分類番号 A302-007-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
---|---|
訓練コース | HDLによる回路設計技術 |
訓練対象者 | 電子回路又は制御機器の設計・開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | ディジタル回路設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けたHDLによる回路設計実習を通して、HDLにおける階層設計法を理解し、PLD応用回路の最適化に必要なハードウェア設計・開発技法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.HDLと階層設計の概要 | (1)HDL概要 (2)階層設計概要 (3)ステートマシン概要 (4)テストベンチ概要 |
1 | |
3.シミュレーションから実機実装まで | (1)モジュール設計 イ.モジュール宣言(例:入出力ポートの宣言など) ロ.内部信号の定義 (2)テストベンチの作成とシミュレーションの実行 イ.被テストモジュールへの信号供給 ロ.モジュール内信号の観測 (3)論理合成、配置配線、実機実装 |
2 | 1.5 |
4.階層設計 | (1)カウンタの製作 イ.階層設計記述方法 ロ.加算回路、7セグメントデコーダ等の各モジュール設計 ハ.カウンタの動作確認・検証 (2)SWによるモード切替回路の製作 イ.ステートマシンの記述(例:型の作成など) ロ.モード切替確認・検証 |
4.5 | 4 |
5.表示器制御回路製作実習 | (1)表示器を制御する回路の製作 イ.仕様の確認 ロ.設計のポイント ハ.回路検証手法と問題解決のためのポイント ニ.動作確認及び設計した回路の問題解決 |
3 | 3 |
6.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 9.5 |
使用器具等 | 評価ボード、論理シミュレータ、論理合成ツール、ファンクションジェネレータ、オシロスコープ |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |