カリキュラムシート
分類番号 A302-011-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
---|---|
訓練コース | ディジタル復調LSI開発における設計手法 |
訓練対象者 | ディジタル復調LSI開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | ディジタル回路設計の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けたディジタル信号処理システム設計ツールを用いた実習を通してディジタル信号処理システム設計・開発におけるアルゴリズム設計からハードウェア設計までのノウハウを習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.ディジタル復調LSIの設計フロー | (1)LSIの開発手順 イ.浮動小数点モデルによるアルゴリズム検討と性能評価 ロ.固定小数点モデルによるH/Wモデル検討と性能評価 ハ.HDLツールを用いたRTL生成 ニ.LSIシステム評価から各モデルへのフィードバック |
1 | 0.5 |
3.QAM変復調方式 | (1)ディジタル変復調の原理 イ.ベースバンド伝送方式 ロ.アップ/ダウンコンバージョン伝送方式 (2)QAM復調器の基本構成 イ.AGC ロ.タイミング再生ループ ハ.キャリア再生ループ ニ.イコライザ |
2 | 1.5 |
4.QAM復調器の設計手法 | (1)インスタンス使用上のノウハウ イ.実回路とシミュレータの遅延について ロ.複数クロックとイネーブル付きDFFの比較 (2)モデル設計手法 イ.浮動小数点モデルによるリソースシェアリング ロ.固定小数点モデルによる四捨五入・オーバー/アンダーフロー ハ.混在モデルの設計手法(リサンプラ) |
5 | 4.5 |
5.シミュレーション手法 | (1)キャリア再生ループ(キャリア周波数誤差発生方法) (2)タイミング再生ループ(シンボルレート変更方法) (3)全体シミュレーション(ビットエラー率測定方法) |
3 | 2.5 |
6.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 9.5 |
使用器具等 | ディジタル信号処理システム設計ツール |
---|---|
養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |