カリキュラムシート
分類番号 A303-005-B
訓練分野 | 電気・電子系 |
---|---|
訓練コース | ディジタル回路のEMC実践技術 |
訓練対象者 | 電子機器等の製造業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 基板設計の生産性の向上をめざして、適正化、安全性向上に向けたディジタル回路から発生するノイズ測定やノイズ低減のための回路設計実習を通して、ディジタル回路におけるEMC実践技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.EMCの知識 | (1)EMCに関する計測量 (2)電磁波の性質と特性インピーダンス (3)EMC規格の概要 |
1.5 | |
3.ノーマルモードノイズとコモンモードノイズ | (1)ノーマルモードノイズの発生とその大きさ (2)コモンモードノイズの発生とその大きさ (3)ノーマルモードノイズとコモンモードノイズの関係 |
1 | |
4.クロックパルスの周波数スペクトラム | (1)矩形波のスペクトラムの計算値と実測値 (2)スペクトラムレベルを下げる方法 |
1 | |
5.ディジタル回路から発生するノイズと対策 | (1)ディジタル回路から発生するノイズ (2)電源ライン(パターン)への対策 (3)GNDに対する対策 (4)パスコンの効果 (5)ダンピング抵抗による効果 (6)パスコンの最適値の決定法 (7)クロストークとラインインピーダンスの関係 (8)グランドパターン強化による効果 |
4.5 | 3.5 |
6.基板とパターンの特性インピーダンス測定 | (1)プリント基板の構造 (2)プリントパターンの特性インピーダンスと信号の反射 (3)インピーダンスマッチング(終端) (4)インピーダンスマッチング(終端)による効果 |
3 | 3 |
7.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | 直流電源、オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、電磁界解析装置、回路シミュレータ、実習用基板 |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |