カリキュラムシート
分類番号 A303-011-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 電子機器の熱設計実装技術 |
訓練対象者 | 電子機器の回路設計・開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 電子装置設計の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた放熱の理論と実習を通して、回路設計や機器設計時における消費電力対策及び発熱対策を考慮した放熱・冷却技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.伝熱と理論 | (1)熱設計で必要とされる技術 イ.法則、単位、熱伝導による伝熱量、対流熱伝達による伝熱量 ロ.熱通過による伝熱量、熱放射による伝熱量 ハ.熱抵抗、合成熱抵抗、熱回路 ニ.システム(機器)内での熱と対流 ホ.演習課題 ヘ.伝熱実験実習 |
2.5 | 1.5 |
3.各種デバイスと熱設計 | (1)電子機器内に利用される各種デバイス定格及び特性 イ.各種デバイスの定格について ロ.各種デバイスの熱設計について ハ.パワーデバイスの熱設計演習 |
1 | |
4.プリント基板の熱設計 | (1)プリント基板上の熱設計技術 イ.基板と熱的性能 ロ.デバイスの配置と温度分布について ハ.プリント基板の熱設計演習 |
1 | |
5.ユニットの熱設計 | (1)ユニットの配置と温度分布 イ.発熱体としての解説 ロ.ユニットの配置と温度の影響(実践技術の解説) ハ.ユニットの熱設計演習 |
1 | |
6.匡体と熱設計 | (1)匡体内の放熱と熱設計 イ.自然空冷における熱設計技術 ロ.強制空冷における熱設計技術 ハ.実習用匡体における自然空冷、強制空冷の実験実習 ニ.熱流動解析ソフトや温度計算シミュレータの活用 |
5 | 4 |
7.まとめ | (1)講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 6.5 |
使用器具等 | 電子機器、ディジタル温度計、各種シンク(放熱板)、ファン、実習用中型匡体、熱流動解析ソフト、温度計算シミュレータ |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |