カリキュラムシート
分類番号 A303-020-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
---|---|
訓練コース | プリント基板のための熱解析/放熱設計技術 |
訓練対象者 | プリント基板設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 基板設計の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた熱解析シミュレーションや放熱対策の実習を通して、基板設計時における熱解析技術、および、放熱設計技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.熱対策の基礎 | (1)熱が引き起こす問題とその対策 (2)熱対策による省エネルギー効果 |
0.5 | |
3.プリント基板の熱設計 | (1)プリント基板上の熱設計技術 イ.基板と熱的性能 ロ.基板の材料、板厚、銅箔厚、層数による熱抵抗について ハ.デバイスの配置と温度分布について |
0.5 | |
4.回路設計 | (1) 部品配置 (2) 結線/バス配線 (3) 回路図検証 (4) PCB連携と検証 イ.クロスプロービング ロ.ネットリスト抽出と部品明細書作成 |
1 | 1 |
5.プリント基板設計 | (1) プリント基板設計概要 (2) 基板外形作成 (3) パターン配線 (4) DRC検証 (5) IDF出力:熱解析連携 |
4 | 2.5 |
6.熱解析実習 | (1) プリント基板の熱設計 イ.伝熱(材料の熱伝導率検討) ロ.流れ(熱の伝わり方、熱抵抗等の熱設計) ハ.熱解析(シミュレータを用いた熱解析) (2) プリント基板熱解析の基本(熱対策の基本とノウハウ) (3) 放熱対策と検証(熱対策前後での比較検証) |
5 | 3.5 |
7.まとめ | (1) 実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7.5 |
使用器具等 | パソコン、熱解析シミュレータ、電子CAD |
---|---|
養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2024.09 |