カリキュラムシート
分類番号 A401-020-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | PLC-マイコン間通信による制御技術 |
訓練対象者 | 電子・情報通信機器の設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | シーケンス(PLC)制御設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた機械制御総合実習を通して、通信システムの構築のためのPLCとマイコン間の通信手法を理解するとともに、効率的な機械制御システム構築のためのプログラム開発技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.マイコンの構成 | (1)マイコンの構成 (2)CPUアーキテクチャ |
1 | |
3.マイコンとPLC間の通信 | (1)通信の規格とプロトコル (2)PLC通信設定 (3)PLCとマイコンとの通信実習 イ.ビットデバイスの読込み・書込み |
2 | 1.5 |
4.プログラム開発手順 | (1)スタートアップルーチンの作成 (2)main関数の作成 (3)プロジェクトの作成及びオプション設定 (4)各セクションへの実アドレス指定 (5)ビルド(コンパイル&リンク) (6)デバッグ (7)ROM化 |
2 | 1.5 |
5.プログラミング技法 | (1)プログラムとセクション割り付け (2)セクションの二重化及び初期化 (3)ポインタを利用した特定アドレスへのアクセス (4)最適化の抑止(volatile指定子) (5)組込みシステムで利用できない関数 |
2 | 1.5 |
6.機械制御総合実習 | (1)現場に即した実習課題 (例:搬送仕分けシステム) (2)課題の仕様確認、アルゴリズムの考え方 (3)機械制御プログラミング (4)動作検証(テスト) (5)ROM化 |
4 | 4 |
7.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 9 |
使用器具等 | パソコン、マイコンボード、マイコン用Cコンパイラ、負荷装置、PLC、PLC通信ユニット各種 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |