カリキュラムシート
分類番号 A402-003-A
| 訓練分野 | 電気・電子系 |
|---|---|
| 訓練コース | ディジタル制御設計とマイコンへの実装技術 |
| 訓練対象者 | 自動制御設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | マイコン制御設計／パソコン制御設計の生産性の向上をめざして、適正化、最適化（改善）に向けたディジタル制御の設計、マイコンへの実装のためのコードの生成方法、一連の制御系設計の課題を通して、離散化技術によるマイコンへのコントローラの実装手法を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）コースの目的 （２）専門的能力の現状確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．サンプルデータの取扱い | （１）連続データをサンプリングする場合に重要なナイキストの定理 （２）エイリアシング現象 |
1 | |
| ３．離散時間システムの特性 | （１）連続時間と離散時間での伝達関数 （２）離散時間システムの応答と安定性 |
2 | |
| ４．ディジタル制御系の設計 | （１）制御対象の離散化 イ．制御系に要求される仕様 ロ．制御系の設計 |
2 | 1 |
| ５．シミュレーションモデル | （１）制御系モデルの作成 （２）モデルのコードに反映される情報 |
1 | 1 |
| ６．コード生成 | （１）モデルからのコード生成 イ．コンフィギュレーション設定 ロ．生成ファイルの構造と作成 ハ．コード内の変数とデータタイプについて |
3 | 2 |
| ７．ファンクションブロック | （１）ファンクションの構造と作成実習 イ．ブロックとファイルの作成 |
3 | 2 |
| ８．マイコンへの実装 | （１）モデルからＣ言語ソースへの変換 イ．マイコン開発環境に合わせたファイルの作成とカスタマイズ ロ．実回路での動作検証 |
5 | 3 |
| ９．総合課題 | （１）ＤＣサーボモータの速度制御 イ．制御対象のモデル化とコントローラの設計 ロ．実機へのプログラム実装 ハ．実機検証・評価 |
6 | 4.5 |
| １０．まとめ | （１）実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
| 訓練時間合計 | 24 | 14 |
| 使用器具等 | 制御解析ソフト、マイコン、サーボモータ |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2022.08 |