カリキュラムシート
分類番号 A402-008-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | ロバスト制御技術 |
訓練対象者 | 計装・制御システムの設計・保全業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | マイコン制御設計/パソコン制御設計の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けたH∞制御系実習を通して、ロバスト制御技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)受講者が有する専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.システム制御について | (1)システムの表現(状態変数変換) (2)可制御性と可観測性 (3)状態フィードバック制御と最適レジュレータ (4)出力フィードバック制御と最適制御 |
2 | |
3.ロバスト制御について | (1)モデルの不確かさとは (2)ノミナルプラントと摂動プラント (3)周波数生計 (4)ロバスト安定、ロバスト性能 |
2 | 1 |
4.ロバスト制御に必要な基礎事項 | (1)行列公式 (2)特異値とノルム (3)線形システムの記法 (4)リアプノフ方程式とリカッチ方程式 (5)H2ノルムとH∞ノルム |
3.5 | 1.5 |
5.ロバスト制御理論 | (1)モデルの不確かさ表現 イ.乗法的表現 ロ.加法的表現 (2)線形分数変換(LFT)と一般化制御対象 (3)小ゲイン定理とロバスト安定 |
3 | 1.5 |
6.H∞制御 | (1)H∞制御問題 (2)感度低減問題、ロバスト安定化問題、混合感度低減問題 (3)非標準H∞制御問題の対策 |
3 | 3 |
7.H∞制御系設計実習 | (1)H∞制御を用いた梁の横振動制御系設計実習 イ.制御対象のノミナルモデルの構成 ロ.基準モデルと厳密モデルの応答評価 ハ.モデルの不確かさの見積り 二.H∞コントローラ設計 ホ.LQGコントローラとの制御性能比較 |
3 | 3 |
8.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 11 |
使用器具等 | 制御系設計支援ツール【数式処理ソフト、グラフィカル解析ツール】 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |