カリキュラムシート
分類番号 A402-009-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | LMIによる制御系設計技法を使ったロバスト制御技術 |
訓練対象者 | 制御系設計開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | マイコン制御設計/パソコン制御設計の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた現代制御理論による制御における問題を理解した上で、よりロバスト性を向上させるためのロバスト制御理論を理解するとともに、実践的な課題の設計・動作確認実習を通して、制御系設計の各種技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.ロバスト制御の概要 | (1)コース概要及び専門的能力の概要 (2)H2、H∞ノルム (3)ロバスト制御の目的 (4)モデルの不確かさの扱い方 (5)ロバスト安定、ロバスト性能 (6)H∞制御 |
4 | 2 |
3.LMIと制御系設計実習 | (1)LMIの概要 (2)LMI定式化 (3)LMI状態フィードバック制御 (4)LMI出力フィードバック制御 |
6.5 | 4 |
4.ゲインスケジューリング制御 | (1)ゲインスケジューリング制御の概念 (2)ポリトープモデル (3)ゲインスケジューリング状態フィードバック制御 (4)ゲインスケジューリング出力フィードバック制御 |
3 | 1.5 |
5.システムの低次元化 | (1)モデルの低次元化 イ.平衡化打ち切り法 ロ.周波数依存重み付き平衡化打ち切り法 ハ.相対的/乗法的誤差モデル (2)コントローラの低次元化 イ.スター積 ロ.ロバスト安定 ハ.コントローラの低次元化法 |
3 | 1.5 |
6.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 (2)まとめ・総括 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 10 |
使用器具等 | 制御系設計支援ツール【数式処理ソフト、グラフィカル解析ツール】 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |