カリキュラムシート
分類番号 A402-017-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | PID制御によるサーボ制御技術 |
訓練対象者 | 制御システムの開発・保全業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | マイコン制御設計/パソコン制御設計の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けたサーボ制御装置の実装実習を通して、PID制御理論を踏まえた上での制御系設計、シミュレーション、サーボ系への適用技術について理論から実践的技術までを習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.自動制御理論とサーボ制御 | (1)自動制御概要 (2)フィードバック制御概要 (3)サーボ制御概要 (4)サーボ制御設計手法 イ.古典制御、現代制御、ポスト現代制御 ロ.連続系、離散系、ディジタル系 |
1 | |
3.サーボ制御系設計とその評価 | (1)制御対象のモデル化 (2)伝達関数とブロック線図 (3)ステップ応答と周波数応答 (4)ボード線図 |
5 | 4 |
4.制御系シミュレーション | (1)コンピュータを利用してのシミュレーション、実習結果との考察 (2)パラメータのチューニング |
2 | 1.5 |
5.サーボ制御装置を用いた実装実習 | (1)速応性と安定性、目標値に対する定常偏差を考慮した設計法 (2)サーボ制御装置に対する実装 イ.速度制御実習 (P制御速度サーボ、I制御速度サーボなど) ロ.位置決め制御実習 (1型2次系サーボなど) ハ.位相補償実習 (PI補償、I-P補償、位相進み遅れ補償など) (3)最適調整によるシステムの安定化 |
9 | 8 |
6.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 14 |
使用器具等 | パソコン、サーボ制御装置(DCサーボモータ)、サーボ駆動装置、シミュレータ、数値解析ソフト |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |