カリキュラムシート
分類番号 A402-020-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | マイコンによるDCブラシレスモータ制御技術 |
訓練対象者 | モータ制御システムの設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | マイコン制御設計/パソコン制御設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けたモータの構造と動作原理及びプログラミング実習を通じて、DCブラシレスモータ制御技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.モータの構造と制御方式 | (1)ACモータの構造と動作原理 3相/2相変換、整流子型回転機の方程式、発生トルク、等価回路など (2)ACモータの制御法 イ.V/f制御 ロ.ベクトル制御 (原理、関係式、すべり周波数型ベクトル制御の構成法など) (3)インバータの回路構成と動作 (原理、空間電圧ベクトルなど) (4)インバータの制御法 (電圧の有効利用範囲の拡大法、デッドタイムの影響など) (5)実用上の注意点 (電流制御時の静止座標と回転座標、起電力項の補償など) (6)最新モータ技術及びモータ制御技術の動向など |
5.5 | 2 |
3.モータ制御のプログラミング | (1)マイコンについて (2)計測方法及び評価方法について (3)AD変換プログラムの作成実習 (4)モータ(BLDCM)の駆動プログラミング実習 (回転位置センサとPWM信号、キャリア割り込みによる正確な時間 管理、インバータによる駆動のためのプログラミングなど) (5)速度制御のプログラミング (回転速度の制御法、速度の計測及び制御の方法、プログラムの構成 法、速度制御のプログラミングなど) (6)計測実習 (変調率変化の観測、指令値変化時の波形観測、モータ電流波形の観 測など) |
5 | 5 |
4.まとめ | (1)実習に対する確認・評価及び講評 (2)現在の製品に使われているモータ制御技術について (3)現場技術と現場で発生する問題の解決法 (4)総括及び質疑・応答 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | マイコンボード、モータ、電圧・電流の波形等測定器、電源 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |