カリキュラムシート
分類番号 A402-046-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
---|---|
訓練コース | USBデバイスドライバ開発技術 |
訓練対象者 | 制御機器開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | マイコン制御設計/パソコン制御設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けたUSB通信とLinuxドライバの知識を確認し、接続される機器の種類に応じたデバイスドライバ作成実習を通して、カスタム用のUSBデバイスを制御するためのドライバ開発並びにアプリケーション開発手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.USB概要 | (1)USB通信モデル (2)標準ディスクリプタの種類と内容 (3)標準リクエストの種類と内容 (4)バスエニュメレーションの処理 (5)USBのデータ転送モードの種類と特徴 |
1.5 | |
3.USBデバイスドライバ開発 | (1)Linuxデバイスドライバの種類 (2)キャラクタ型ドライバの作成法 (3)USBドライバの種類と機能 (4)USBコアドライバが提供するAPI(API関数、構造体等)の種類 (5)USBコアドライバ登録用のAPI (6)USBデバイスドライバの登録/取外しの処理関数 (7)バルク転送専用のAPIを使ったドライバ開発法 (8)URB(USB Request Block)による データ通信用ドライバモジュールの開発法 |
4 | 3 |
4.総合実習 | (1)ドライバ登録/取外し時のログ出力用ドライバ作成実習 (2)ファイルシステムコール実装によるドライバ作成実習 (3)ターゲットデバイスのドライバ開発 イ.ターゲットデバイスの仕様の理解 ロ.バルク転送専用APIを使ったドライバ開発実習 ハ.URBを使ったバルク/インタラプト転送可能なドライバ開発実習 ニ.動作確認 |
11 | 10 |
5.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 14 |
使用器具等 | USB評価ボード、マイコン、開発環境、LinuxOS、パソコン |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |