カリキュラムシート
分類番号 A402-075-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
---|---|
訓練コース | シミュレーションによるフィードバック制御機器設計技術 |
訓練対象者 | 自動制御設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | マイコン制御設計/パソコン制御設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた制御系設計手法を理解し、制御設計実習を通して、フィードバック自動制御系(PID補償)の設計技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.制御系設計の概要 | (1)フィードバック制御について (2)設計の手順とソフトウェアの活用法 |
0.5 | 0.5 |
3.周波数伝達関数 | (1)周波数伝達関数について (2)最小位相系とボードの定理 (3)周波数応答法 (4)システムのノルム |
2 | 1.5 |
4.システム安定性 | (1)線形時不変システムの安定性 (2)フィードバックシステムの安定性 (3)ナイキストの安定判別法 (4)内部安定性及び安定余裕 |
1.5 | 1 |
5.モデリング | (1)モデルの必要性 (2)モデリングの手順とポイント (3)モデルの導出 |
1 | 0.5 |
6.制御機器設計 | (1)ループ整形法(直列補償) (2)部分的モデルマッチング法(PID補償器) (3)フィードバック補償 (4)2自由度PID制御 |
3 | 3 |
7.制御設計実習 | (1)制御対象物のモデル作成実習 (2)シミュレーションによる制御対象の動作確認及び評価 (3)制御器の再設計 |
3 | 3 |
8.まとめ | (1)講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 10 |
使用器具等 | 制御系設計支援ツール |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |