カリキュラムシート
分類番号 A404-016-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | シミュレーションによる画像・映像処理技術 |
訓練対象者 | 画像・映像処理システムの設計・開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 画像処理/信号処理設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けたフィルタ設計や標本化技術、信号処理理論と画像処理技術への理解を通して、画像・映像処理技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.画像処理の概要 | (1)画像の標本化と量子化 (2)画像・映像のデータ量 (3)シミュレーションによる画像・映像処理実習 (4)ガンマ補正とヒストグラム処理実習 (5)色空間変換実習 |
2 | 0.5 |
3.画像の近傍処理実習 | (1)平滑化処理実習 (2)先鋭化処理実習 (3)境界処理実習 |
1.5 | 1.5 |
4.線形シフト不変システム | (1)畳み込み演算とマスク処理実習 (2)周波数解析とフィルタ特性 (3)フィルタ設計実習 (4)フレーム平均と差分 |
2 | 1.5 |
5.画像の拡大・縮小処理実習 | (1)標本化とスペクトル (2)マルチレート信号処理実習 (3)マルチレートフィルタ設計実習 (4)フレームレート変換処理実習 |
2 | 1.5 |
6.DCTとウェーブレット変換処理実習 | (1)離散コサイン変換(DCT)処理実習 (2)フィルタバンクと重複変換処理実習 (3)離散ウェーブレット変換(DWT)処理実習 |
2 | 1.5 |
7.多次元信号処理実習とその応用 | (1)多次元フーリエ解析処理実習 (2)インタレース-プログレッシブ変換処理実習 (3)FPGAやDSP等のHW指向アルゴリズム開発のポイント イ.固定小数点数化 ロ.変数乗算の削減 ハ.2のべき乗演算の活用 |
1.5 | 1 |
8.まとめ | (1)各実習に対する確認・評価及び講評 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | パソコン、画像処理ボード、CCDカメラ、シミュレーションソフト |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |