カリキュラムシート
分類番号 A405-004-A
| 訓練分野 | 機械系 |
|---|---|
| 訓練コース | 自動化のための直動システム設計技術 |
| 訓練対象者 | 機械設計に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | メカトロニクス設計の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた自動化機械を構成する各要素（リニアガイド、ボールネジ、サーボモータ）の選定実習を通して、メカトロニクスの特徴を理解し、自動化のための直動システムの機械設計技術を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）コースの目的 （２）専門的能力の現状確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．慣性モーメントの算出手法 | （１）回転運動と直線運動の力学 （２）基本的形状の物体の慣性モーメント （３）各種形状の物体と慣性モーメント （４）特価ＧＤ２の計算法 （５）制御問題における慣性モーメント （６）専門的能力の確認 |
2.5 | 1 |
| ３．リニアガイド選定実習 | （１）直線案内の種類と特性 （２）構造と接触特徴 （３）リニアガイド選定の手順 （４）取付けスペース・取付け構造の検討 （５）型番及び使用数の検討 （６）剛性の検討 （７）精度の検討 （８）摺動抵抗の検討 （９）潤滑材の選定 （１０）特殊環境の場合の設計法 |
6 | 4 |
| ４．ボールネジ選定実習 | （１）ボールネジの特徴 （２）ボールネジの構造・予圧方式 （３）ボールネジ選定の流れ （４）リード精度の検討 （５）許用軸方向荷重の検討 （６）許用回転数の検討 （７）軸方向剛性評価 （８）ボールネジの温度上昇による検討 （９）ボールネジの寿命 （１０）ボールネジの潤滑 （１１）ボールネジの騒音レベル （１２）ボールネジ選定例 （１３）ボールネジ高性能化技術 |
6 | 4 |
| ５．サーボモータの選定実習 | （１）サーボ一般 （２）モータ（種類、特性、及び性能比較） （３）モータにおける機械的仕様のチェックポイント （４）モータの容量選定 （５）ドライバの構成、動作原理、パラメータの意義 （６）ドライバの選定 （７）実機での負荷諸元の値の確認 （８）サーボモータ用検出器 （９）位置制御システムでの設計留意点 （１０）サーボドライブシステム選定前の考察 （１１）モーションコントローラ |
8 | 6 |
| ６．まとめ | （１）質疑応答 （２）講評・評価 |
1 | 1 |
| 訓練時間合計 | 24 | 16 |
| 使用器具等 | パソコン、直動システム、モータ |
|---|---|
| 養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
| 改訂日 | 2023.08 |