カリキュラムシート
分類番号 A502-005-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | リアルタイムOSシステム設計技法 |
訓練対象者 | 自動化技術の設計・開発、施工、保守業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産自動化設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けたリアルタイムシステムの設計・例外処理実習を通して、リアルタイムOSを採用したシステム機器に必要な設計・開発技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.基本オブジェクトの役割とテクニック | (1)タスク、ジョブ、セマフォ、メールボックス等基本オブジェクト の役割 (2)タスク分割のノウハウ、プライオリティの決め方、タスク関連図 (3)タスク間通信、メールボックスとセマフォ (4)タスクとタスクのメモリ領域の参照・更新のノウハウ (5)デッドロック (6)マルチタスクにおけるフラグ使用の落とし穴 |
2 | |
3.オブジェクト複合化テクニック | (1)基本オブジェクトを複合して利用する場合のプログラミング テクニック (2)データ保護とオブジェクト (3)オブジェクト管理の方法 (4)システムパフォーマンス |
4 | 4 |
4.リアルタイムシステムの設計・例外処理実習 | (1)現場に即した実習課題の提示 (2)異常時の各オブジェクトの対処方法 (3)タスク及びジョブの設計時の留意点 (4)プロテクションエラー等のトラブルに対する予防手段 (5)複数開発者によるプログラミングの留意点 (6)プロジェクトの進め方 (7)事例発表 |
5 | 5 |
5.まとめ | (1)発表内容、資料等に関する質疑応答 (2)総括討議、講評・評価 (3)コース内容のまとめ、確認 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 9.5 |
使用器具等 | パソコン、実習用ボード |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |