カリキュラムシート
分類番号 A502-022-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 産業用ロボットの安全システム設計手法 |
訓練対象者 | 産業用ロボットを用いた自動化システムの設計等に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産自動化設計の生産性向上をめざして、ロボットを導入する際の適正化、安全性向上に向けたリスクアセスメントや要求安全度水準の適合性評価演習を通して、ロボットシステムの機能安全を考慮した安全設計について習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.ロボットシステムの概要 | (1)ロボットシステムの構築と機能安全導入 (2)産業用ロボットに関わる法規制と安全規格 (3)ロボットシステム構築関連規格 (4)リスクアセスメントとリスク低減 (5)安全関連システムの要求安全度水準の決定 |
5 | 1 |
3.ロボットシステムの安全設計 | (1)設計の概要 (2)要求仕様や設置環境を考慮したアウトライン設計 (3)基本設計とロボットシステムの動作制限についての検討 (4)リスクアセスメントを考慮した安全対策及び機器選定 (5)ロボットシステムの詳細設計 |
3 | 2 |
4.リスクアセスメントとリスクの低減 | (1)リスクアセスメントの手順と機械の制限の決定 (2)危険源の同定 (3)リスクの見積りと評価 (4)リスクの低減 (5)演習 イ.危険源・作業の洗い出し ロ.リスクアセスメントシートの作成 |
2 | 1 |
5.使用上の情報 | (1)取扱説明書への記載事項 (2)産業用協働ロボットシステムに必要なマーキング |
1 | 0.5 |
6.妥当性確認 | (1)協働作業ロボットの妥当性確認の概要 (2)保護装置の検証及び妥当性確認 (3)安全関連を含むシステムの解析と妥当性確認試験 |
1 | 0.5 |
7.要求安全度水準の適合性評価演習 | (1)PL評価ソフトを用いた要求安全度水準の適合性評価演習 イ.制御機器メーカからのライブラリの取り込み ロ.各種安全関連システムのPL評価 |
4.5 | 4 |
8.まとめ | (1)講評および確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 10 |
使用器具等 | パソコン、PL評価ソフト |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2023.08 |