カリキュラムシート
分類番号 A503-016-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 無線ICタグの特性評価技術 |
訓練対象者 | 自動化設備の設計・保守業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産設備設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた無線ICタグの特性評価実習を通して、生産ラインへの非接触型通信設備を導入のために必要な無線ICタグの各種特性及びトラブル対策を含めた技法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.RFID概要 | (1)RFIDの定義、特徴、システム構成、プロトコル階層例、他 (2)無線ICタグの基本原理(電磁結合/誘導、電磁波、光) (3)各方式・周波数別の比較 (4)アンテナとの交信イメージ |
2 | 1.5 |
3.国内外の動向 | (1)無線ICタグの情勢 (2)官・民における無線ICタグへの取り組み イ.各省庁 ロ.EPCグローバル ハ.ユビキタスIDセンター (3)国際規格(ISO10536、ISO18000、他) |
1 | 0.5 |
4.RFIDシステム | (1)システム基本構成(無線ICタグ、アンテナ、リーダ/ライタ、他) (2)チップ構成(電源、メモリ、他) (3)アクセス機能 (4)その他の機能(メモリチェック、ロック、タグ判別、他) (5)通信(上位機器から制御、コマンド・レスポンスフォーマット、他) (6)制御コマンド(交信、システム、リーダ/ライタ制御、他) |
2 | 2 |
5.特性評価実習 | (1)教室入退出管理システムを想定した特性評価実習 イ.最大通信領域の評価実習(無線ICタグ間の通信可能領域) ロ.無線ICタグの傾きの特性評価(傾き度合いによる通信否可) ハ.重なり・間隔の特性評価 (無線ICタグの重なり度合いによる通信可否) ニ.様々な背面材質が無線ICタグの通信に及ぼす影響を評価 ホ.現場調整(アンテナの設置、センサ感度調整など) |
6 | 6 |
6.まとめ | (1)無線ICタグの選択(各方式、規格、セキュリティ、情勢把握) (2)アンテナとR/Wの選択 (3)計測結果に基づいた改善 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 10.5 |
使用器具等 | パソコン、RFIDシステム一式 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |